うさぎとかめの母子登山+スケ

修行でしかない北穂 後


中編より


展望ほぼほぼ0ながら一瞬だけ西側に笠が岳の傘頂部(笑)がみえましたが、とりあえず北穂小屋に受付をするために山頂直下・・歩いて3分くらいの小屋に移動。ガイドさんがまず受付してくれている間に、一人の遭対協の方が無線をしながらバタバタしている・・何事かと思いつつもわずかな雲の晴れ間に心躍る♪すぐ・・本当走ればすぐじゃね?ってほど近くに見えるのが常念岳だなんて!!と眺めていたら・・


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なんか音だけ聞こえる??

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あ!


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荷揚げヘリだ!!!


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頭上を越えて

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強風でバランスとるのが見ていてもすごく大変そうだけどなんとか降ろして


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バビューンとあっという間に。普段はパフォーマンスっぽく斜度をつけて去っていくんだけど今日はノーマル。ガイドさんが「風で必死なんだと思う」と。ここ数日間は悪天候が続き荷揚げヘリもこれなかったらしいんですが、この日のこのタイミングだけチャンス!ということで強行して荷揚げしてくれたんだとか。
おかげでお土産売り場も充実、ご飯も噂通り美味しくおなかいっぱいに(^^)v

そのご飯ですが

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上が夕飯の生姜焼き定食
右下が朝食。
左下は出発前にコーヒー好きにはたまらないという北穂コーヒー

北穂小屋の食器はキタホの可愛いマークがつく陶器なのと、富士山を除く山小屋では日本一高いところの山小屋なゆえに水に限りがあるため、食器は重ねずに小屋の方にお渡しするそうです。それにしても夕飯とか朝食の時間が近づくと本当に美味しそうな香りが漂って、子供のころご飯が待ち遠しかった気持ちを思い出しました!本当にびっくりするくらい美味しそうな香りが漂います^^
そのご飯を待つ間、ずぶ濡れの衣類からザック・靴をトイレ棟の奥にある超強力乾燥室へ


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一番右下は乾燥室にある温風器に濡れてぴったりくっついてしまったお札をかざしたら、ものの見事にパリパリ乾燥(笑)とにかく私たち含めお客が7名しかいないので乾燥室も存分に間隔をあけて干せたので翌朝にはある程度乾いてくれました!
画像左側は小屋内の売店。小屋からでてトイレに行く間にも外売店があります。ガイドさんが絶賛した北穂Tシャツを買いたかったのですがあと2日帰宅まであったので現金が使えず(あまり持っていかないので)、でも同行者のKさんが{手ぬぐいフェチ}だったのと、私が食後の歓談で「いまいち手ぬぐいの使い道がわからない」と言ったら二人で色々レクチャーしてくれたので(笑)初めて手ぬぐいゲットしました(画像左上の薄いモスグリーンのやつ)
噂の北穂小屋は

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色々なところに1輪挿しがあり小屋内も綺麗にお手入れされていてとても気に入りました!が、何度も何度も来ているガイドさんが「こんなに宿泊客がいないここは初めてだし貴重だ!!」と仰っていたから、これが普通だとは思ってはいけないんですね(汗)私たちの寝床は本来なら3人スペースを2人でお布団も荷物もいっぱいに広げて荷物整理できました。雨だから見れない景色や忍耐力や集中力が余計にいった山行ではありましたが、でもこうやって快適山小屋ライフを送れる恩恵もあるんですねー。でもやっぱり一度は晴れて眺望ばっちりなときにまた来たいと思います(笑)

ところが私もうっかりしてました。高山病なんて全く考えもしなかった!夜中に頭重感に襲われました・・・「高山病=富士山」と思いこんでました。そうよ、十分ここも高い(3100m)んだった・・今年富士山でNOバファリンでうかれぽんちだったので油断した(><)

夜中から窓に打ち付ける雨風に不安を覚えながら目が覚めました。
昨日よりも悪天候であの道を今度は下っていくんだ・・と思うと小心者のワタクシ、結構ビビり入ってました。ガイドさんがもう少し待てばよくなるとは思うからコーヒー飲もうと誘ってくれました


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このテラスから槍をみるためにきたのに、このテラスには座れなかったねー

でも部屋についた時、北穂から槍に向かう最難関の大キレット縦走路は小屋の中から見ましたけど、わかったことは私は近寄ってはいけない領域と申しましょうか(笑)
同行者Kさんは荷造りに勤しんでいたのでコーヒーはせず(昨日到着後私が荷造り&ゴロゴロしてる時に飲んだらしい)だったのでガイドさんと色々お話ししながら雨が収まるのを待ちました。他の宿泊者の方たちもお互い無事の下山を祈念して先に下山していきました。コーヒー飲んでる時に遭対協の方がガイドさんのところにきて話していたのが気になりますが??
ではいざ出発!ここら辺の心理的なものやガイドさんがKさんと簡易ハーネスとロープで繋がり下りていくことになったよもやま話は中編にリンクさせましたが、結果的に私は一人であの難所を自分で考えて下りていけたことは限界点が上がったといっても過言ではないと思いました。本当は映画のようなその二人の姿を写真に収めたかったのですがスマぽんの方が逝ってしまうので(TT) 目に焼き付けました。出発前の遭対協の方は、Kさんと繋ぐためのスリングかなんかをガイドさんが補充で借りたようでした。
なんだかんだで涸沢小屋到着~


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ちょっと早いけどお昼補給。行はラーメン、帰りはカレー。
ここでガイドさんにホットスポドリを味見させてもらいました!暖かいスポドリ!?なんと合うんですねー(驚)カレーを食べながら、丹沢だとなにも食べれなくなりおかげでシャリバテになる私の話を聞いてもらい、目から鱗のアドバイスを沢山教えてもらいました!
雨が弱くなるはずが一向に止まず(><) ここから横尾までは登山道はまるで沢の中を歩く状態で、最初は雨水を避けようとしていた私たちは開き直り道(沢?)のセンターを歩いてました(笑)

今回は贅沢山行ということで3泊目は徳澤園に!
ガイドさんとはここでお別れです。寂しいですが仕方ないですね。私たちの着く30分前に奥穂チームも到着していてお風呂で再会の喜びを語り合いました(笑)


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一生に一度は泊まってみるものですね!今でもあの復刻版手ぬぐいを買わなかったことが悔やまれます・・・来年もまたどうか売ってますように。

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画像右上が到着してお風呂上りのコーヒーソフト!徳澤園のソフトクリームは私の中の日本一なんですがちょっとバージョンアップして今回はこちらに!シナモン効いて美味しかった!
画像左上が夕食(ステーキに岩魚)、画像右下が朝食。画像下左は明神館で同室で仲良くなった奥穂チームのおば様2人!とても楽しかったです。

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最終日、初日の新宿以来の晴れ(笑)
ここからバスの出発まではフリーです。私はガイドさんがお勧めした1つの「蝶が岳」が気になったので徳澤園脇からでてる登山口を少しリサーチ。画像左下は徳澤キャンプ場!一度はキャンプしてみたいですねー。電源ないのがアレですが(←ヘタレ(笑))


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1泊目に泊まった明神館についた時に皆さん何やらお話しして噂のお店があるというのでご一緒させていただくことに。明神橋を渡り少し歩くと


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山のひだやという旅荘の中にある「カフェ ド コイショ」
今回が3度目でようやくお店が開いていたー!と槍チームの女の子が感激しているほど、あっさり開店していて並ぶこともなく入れた私には不思議な感じ。
でもこのシフォンケーキ超美味しかったー!その後は上高地まで歩き各々でお昼を食べバスが来る集合時間まで時間をつぶしました。


さて、念願の北穂高岳。率直な感想は奥穂で命取られる思いをした2年前よりも全然状況は悪かった割に、私の中の怖さはそんなになかったです。おそらくプロの山岳ガイドさんの存在と、私のこの2年間の僅かながらの経験値UP。そして眺望0だから切れ落ちている下の景色が見えなかった事だと思います。奥穂&奥穂から前穂までの吊り尾根と比べると技術はさほど必要ないとは思いましたが、浮石だらけで気は抜けなかったのは確かです。
あとは山岳ガイドさんがペースを一定に保ってくださるから悪天候なのに殆ど疲労は感じませんでした。私は放置プレイだったので一生懸命ガイドさんがどちらの足から一歩目をだすのか、どの部分に足を置いたり手をついたりしているのかを見逃すまいと頑張ってついていきました。でもガイドさんに「放置で(笑)」って言われたのは、大変だったけど最高の誉め言葉だなーって噛みしめながらミスしないようにしました。最後の最後で「うさぎさんならどこの山でも大丈夫だよ!」と横尾のWCで言ってもらえたこと、本当に嬉しかったです。徳澤園で別れ帰りのバスの中で「すごいガイドさんだったんだー!」と知りました。色々なノウハウを教えてくれたのも納得のお方でした。夕飯中に教えていただいたのはMガイドさんは「先生」ということでググってHPはすぐ見つけていましたが

ガイドさん個人のブログを偶然いま(笑)発見したので勝手ながらリンクさせていただきます。

9月10日付の北穂が私たちのガイドしてくださっている時のものですね^^
基本的な穂高だと残すは西穂だけなんですが、Mガイドさんに教わりながら挑みたいなーってほんと思います。そして次回の北穂トライは・・小屋には泊まらず涸沢をベースにしてピストンしたいと思います(笑)重いザックはね、上は岩に当たったり底はしゃがんだ時につっかえたりしてヒヤッとしました(滝汗)

おしまい。

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(後方の山はいつか行きたい南岳。Mガイドさんも「あの小屋からは360度見渡せて絶景だよ・・・晴れならね(笑)」と絶賛&お勧めくださいました)

読んでいただきありがとうございました。



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by puupon | 2018-10-19 19:30 | 北穂高岳

うさぎとスケと母子登山で富士山登頂!2016年はついにスケが北アルプス進出!そしてかめさんは奧穂高登頂しました☆
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